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舌苔ケアについて~舌苔とガンの因果関係

目次

口腔内細菌の全身への影響について

口腔内には300種以上の細菌いると言われています。口腔内細菌は、むし歯や歯周病の原因となるほか、全身の病気にも関わっているといわれています。口腔内細菌が血管を通って心臓の内膜に住み着き炎症を起すほか、動脈硬化症や冠動脈疾患の原因の一つと考えられています。

虫歯菌として一般的に知られているミュ―タンス菌も、血管を通って脳や全身に移動することが可能です。

菌が血管内に侵入することにより、炎症がおこるため血栓ができやすくなり、「脳梗塞」や「脳出血」を起こす可能性も高まります。実際に外傷部から口腔内細菌が検出された例もあります。

舌苔ケアについて 新橋デンタルクリニック

口腔内細菌が血管を通って脳や全身に移動する。

舌苔とガンの因果関係が報告されました

舌の表面の汚れ(舌苔)は発ガン性物質の発生源であることが、岡山大学と北海道大学の研究グループから発表されました。健常者 65 人(男性 51 人、女性 14 人)で調査したところ、舌苔の付着面積が大きい人ほど口の中のアセトアルデヒド濃度が高くなることを明らかにしました。アセトアルデヒドとは、アルコールを代謝する過程で発生し、煙草の煙にも含まれる発がん性物質です。舌は健康な状態ではきれいな白色を帯びたピンク色をしています。この時の口腔内は、善玉菌が優勢で細菌バランスが整った状態にあります。

生活習慣の乱れや不衛生な状態が続くと、舌の表面にある舌乳頭の間に細菌が増殖することで舌苔が発生します。舌苔に溜まった細菌がアルコールや、グルコースを代謝してアセトアルデヒドを産生することが報告されています。

舌苔は口臭の原因

なかなか自分では自覚できない口臭。本人以外は臭いに気づいているのに、当の本人はなぜ気にならないのでしょうか?それは、嗅覚の「慣れ」が原因です。常に同じ臭いをかいでいると、嗅覚はその臭いに慣れてしまい、異臭として感じられなくなってしまうのです。そんな口臭の原因の一つが「舌苔」です。口臭には生理的口臭と病的口臭の2種類があり、健康な人でも体調不良によって起こる生理的口臭と、虫歯や歯周病が原因で起こる病的口臭があると言われています。舌苔により発生する口臭は、体質にもよりますが、大半は生活習慣やメンテナンス不足が原因で発生します。

自己流舌ブラッシングに注意!

舌の表面には味覚を司る味蕾(ミライ)という器官があります。とてもデリケートな器官で、ブラッシングによって傷つき味覚障害を引き起こす原因にもなります。また、舌苔の原因となる細菌は、舌表面の舌乳頭の奥深くに入り込んでいるためブラッシングでは表面しか落とすことが出来ません。さらに舌苔を引き起こす原因は、消化器系や耳鼻に関係することもありますので、「ただの舌のよごれ」と思わずに専門医に話を聞いていただくことをお勧めします

舌苔除去と口腔ケア

毎日のブラッシングはもとより、強固に付着した舌苔(バイオフィルム=細菌郡)の除去は全身の健康のために必要です。それは一時的なものではなく、継続して口腔内環境を改善させる必要があります。唾液の分泌量や生活習慣によってケアのタイミングは千差万別です。定期的なプロフェッショナルケアで健康的な口腔内環境を維持してみてはいかがですか?同時に「爽快感」と「満足感」も体感していただけますよ。

舌苔除去の方法

舌への負担を避けるため、歯面清掃の後に行います。口腔内洗浄や唾液分泌が促進されるため、舌表面がうるおい、舌が傷つきにくくなります。

舌苔ケアについて 新橋デンタルクリニック

研磨剤を含まない専用のジェルで舌表面を低速でマッサージをするようにクリーニングを行います。

舌苔ケアについて 新橋デンタルクリニック

浮き上がった舌苔を舌根から舌尖に向かってガーゼで拭き取り、マウスウォッシュで口をゆすぎ終了です。